VOICE FROM KITCHEN
丹波栗
試行錯誤して辿り着く味は、どれも自慢のフレーバー。 そんなアイスを作るパティシエたちの声をちょっとだけお届けするシリーズ、“VOICE FROM KITCHEN”。 こだわり抜いたアイスクリームで、店舗様のデザートタイムを彩るお手伝いができれば嬉しいです。
パティシエのおすすめ
香ばしいほうじ茶は、栗のやさしい甘みをそっと引き立てます。 ウーロン茶なら、奥行きのあるうまみがより際立ちます。 少し甘めの白ワインや赤ワインは丹波栗と同じ産地のものを選ぶと、より調和のある味わいに。
キャラメル感のあるチョコ〈ドゥルセ〉は栗と抜群の相性。 くるみやココア、アーモンドなどもよく合います。 相性の良い素材は、トッピングはもちろん、ソースやケーキ、クッキー生地などにアレンジしても◎
香りが違う、丹波栗
丹波栗の制作風景を撮影していたときのこと。 出来上がったアイスから、ふわっと丹波栗の香りが漂いました。 ひんやりとしたアイスなのに、どこか温かみを感じる。 そんな、やさしくほくほくとした香りです。
このフレーバーは、栗のペーストをミルクベースに混ぜ込んで作るアイス。 最初は丹波栗と丹波栗以外の栗を半分ずつなど、いろんな配合で施策を重ねたんだとか。 しかし―― 「香りが全然違ったんです」と開発したパティシエ。 「丹波栗のあの独特のやさしい香りが薄れてしまって。 やっぱり“香りまでおいしい”アイスにするには、丹波栗で作ろうとなったんです。」
最後に、鶴巻が思う“フォレノワール”の魅力は?
とにかくひと口で広がる”丹波栗”の深い味わいが魅力。アイスとしても栗としても美味しい。 うちの丹波栗フレーバーほど濃い栗アイスは出会ったことないし、これからも出会えないんじゃないかな。本当に贅沢な栗アイス。と、味わいながら、嬉しそうに語る鶴巻でした。